図書館司書になる!

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公務員試験・司書/国立大学法人・図書系◆専門試験の教材【2024年】

正規雇用で図書館司書になるには、地方自治体の地方公務員試験、国立国会図書館国家公務員試験国立大学法人等の職員採用試験に合格し内定を得ることが必要になります。そして、採用試験の過程においては、一次試験で教養やSPIなどの筆記試験が課されます。都道府県、政令指定都市、一部の大規模な市、国立国会図書館(科目選択制なので他の科目でも可能)、国立大学法人等では、更に図書館情報学に関する専門試験が課されます。

専門試験の問題は、東京都、大阪市国立国会図書館国立大学法人では過去問を公式サイトで限定公開しているものの、それ以外の自治体では、非公表で問題の持ち帰りもできないため、試験対策が難しくなっています。公務員試験予備校でも司書の専門試験対策をしている所は皆無ですし、司書課程講座がある大学が善意で対策を軽く行っているケースが少し存在する程度です。結局は自分で独学するしかないのが実状です。出版物についても、専門試験のテキストや過去問題集はありません。唯一、「司書もん」という試験傾向や情報を分析して編集されたテキストが、今のところ有力なツールとなっています。予備校やテキスト/過去問が充実している行政事務職や他の専門職と比較して、司書職は対策が難しいと言えます。

こうした現状を改善するために、簡易な形態ではありますが、対策用の教材を用意しました。2012年から2023年までの過去12年間における過去問の情報を収集・分析し、出題された範囲の法律と専門用語を体系的に整理しました。重点としては、どこが出題されるかを把握して、学習の範囲と深さを知ることを目標に編集しています。それを活用して、司書課程用の市販テキストで学習して頂きたいと思います。

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